2004年4月 Version
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04/04/02 (金)

ほんとに「ほのぼのしちゃうのね」が4/2(金)で一旦お休みとなりました。夏ごろに再開予定だそうです。
2/9(月)から始まって2ヶ月程。余りの速さにちょっとがっくりしてしまうけど、それがみゆきさんにとって良い方法ならいいんです。
「修行して来ます〜」「うどんとか打てるようになるかな?」とか云ってましたが、実際はレコーディングのためなのかな。元々、次また休む予定があったから、まだ声が戻ってないのに夜会が終了してすぐ始めたのかしら?30分枠番組がぽこぽこお休みすると困るけど、10分枠なら融通が聞くのかな?など色々考えてみる。
時間が作れるときにラジオに出る。と云う方法でみゆきさんが他のやりたいことできるならそれで良いです。みゆきさん。いってらっしゃ〜い(;_;)/~~~
(でも、できれば、時々休んでもいいからもうちょっと他の地域でも放送して〜。)


04/04/10 (土)

4/5(月)に、みゆきさんのコンサート複製ビデオをオークションで販売していた会社員が、著作権法違法の疑いで逮捕されとのニュースが流れました。
これに関連して、 この容疑者と、オークションなどでチケットを買うことに関して色々考えてみました。以前、まとめきらなかった内容などを、思いつくまま書いてます。

▽スポニチアネックス 社会 速報
「コンサート複製ビデオ販売で逮捕」
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/20040405162724.html
著作権法違反の疑いで
「中島さんのコンサートに行く金がほしかった」と供述している。
中島さんの関係者がオークションへの出品に気付き、昨年12月に警視庁に告発

▽Yahoo!ニュース - 社会 - 毎日新聞
「<ネットオークション>中島みゆきさんのビデオ販売で逮捕」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040405-00003061-mai-soci
容疑者は「ほかにも3、4人に売り計34万5000円を稼いだ」と供述している

▽Yahoo!ニュース - 社会 - 時事通信
「ビデオ複製、勝手に販売=中島みゆきさんのファン逮捕−警視庁」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040405-00000591-jij-soci
容疑者は「中島さんのファンで、他人から譲り受けたビデオをダビングした」と話している。

●複製ビデオ販売の記事について

みゆきさんの関係者からの告発による逮捕のようです。以前、みゆきさんの海賊版DVD摘発などもありましたし、みゆきさん関係者がみゆきさんの著作権などを守るために動いているのは嬉しいことです。
オークションでみゆきさんのライブ音源を長期間出品していた出品者がいましたが、今年になってようやくIDが削除されました。けれど、別IDで似たような出品をしています。優先順位としては映像が先ですが、ライブ音源の出品も摘発してもらえないだろうかと思います。

記事ではみゆきさんの「ファン」。と書かれています。個人的には、自分の好きなアーティストでお金を儲ける人が「ファン」なんだろうか。と一瞬思い、それでも人それぞれ好きな形は違うのだから、やはり「ファン」-みゆきさんが好きな人-なんだろう。とは思います。

コンサートに行く金がほしかった」と供述しているそうです。
みゆきファンの間では、コンサートと云えばツアーを指し、夜会と言い方を区別することがありますが、この記事では、一般的な考えで夜会もコンサートと称しているのだろうと思います。
そうすると「コンサートに行く金」は、きっと高額なお金。つまり夜会に行くお金なのかな。と想像できます。
その高額なお金は、オークションに複製ビデオを出品してた人だから、定価のチケット代ではなく、オークションで落札するお金だったのではないでしょうか。オークションで自分の希望日、希望席を取るために、複製ビデオの販売と云う形でお金を得ていたのかもしれません。それでも「34万5000円」なんてお金は必要ないですから、途中からただの金儲けになったんでしょう。

この容疑者のように「コンサートに行く金」を捻出するため、夜会チケットを多めに取って余分はオークションなどで高額チケットとして売り、交通費や宿泊費に充てる人もいるようです。自分の好きなアーティストのもので儲けるのは、失敗が少なくて効率が良いのでしょう。売れ筋も、売れる時期も良く分かってる筈ですから。だからと云って、好きなアーティストなどを商売道具にする気持ちが私には分かりません。

●高額チケット購入について

このニュースで捕まったのは、出品者だけですが、この商品を落札した人も基本的には同罪だと思います。同じように高額チケットを買う人も売る人と同罪だと思っています(それぞれ購入するのに事情はありますが…)

需要があるから供給があると思っています。買う人がいなければ、売る側も成り立ちません。みゆきさんファンなんて、平均年齢が高いので収入のある人が多いし、チケットの定価も高いし、いいカモです。

「ダフ屋が無くなって欲しい」と云う要望を持ちながら、高額チケットを購入する人は、自分で自分の首を絞めている気がします。その人がチケットを購入したことで、売った側は商売が成り立ち、又次回も売るためにチケットを購入するでしょう。
「オークションでチケットを買った」と云う話を聞く度に、また次回も転売目的の購入者が増えるのかなぁ。迷惑だなぁ。と思ってしまいます。

高額チケットを買う人には、それぞれ理由もあります。1枚もチケットが取れなかったから、どうしても楽日が観たいから。位は、まだ分かるのですが、もう一回観たいから。みたいな理由で買う人には、もうちょっと他の手段で取れなかったのか、もしくは高額チケットを買う位なら諦められなかったのだろうかと思います。
何公演も観に行く人がいますが、正規価格で購入している人に対しては、色々がんばったんだろうなぁ。と感心する部分があります。けれど、オークションや代行予約などを使って購入している人には、お金で解決しているな。と云う印象しかありません。

代行予約は、価格が釣り上がるわけではないし、購入する人も決まってるので、一見スマートな気がするのですが、印象としてはオークションより好きになれません。いかにも努力せずにお金で解決。と云う気がするので。
自分で取れるかもしれない可能性があるのに、代行予約に頼むのは手を抜いているように見えるのです。本人も電話する場合でも。
色々頑張った結果取れなくて、オークションに手を出してる方が、まだましかな。と思います。
同じような理由で、一般予約が始まる前に高額チケットを買う人に対しても同じ印象を受けます。

代行予約は、売り先が決まってるから迷惑じゃない気もしますが、実際、代行予約は余分にチケットを取って転売したりしてるので、基本的にダフ屋と同じだと思ってます。また、代行予約のせいで電話先着予約も減っているようです。

正規ルートで購入したチケットは、何らかの形でみゆきさんに還元されます。けれど、高額チケットに付加したお金は、みゆきさんを利用するだけで、全くみゆきさんの利になりません。私は、出来うる限りそんなお金は払いたくないです。

ちょっと悩むところ(つっこみどころ)。
じゃあ。8000円の限定懐中時計がオークションで10万円なんかで落札されたりするのとどう違うのか。と云うとちょっと悩みます。これを否定すると絵画なんかのオークションも否定することになってしまう。
ビデオやライブ音源は、著作権違反の違法商品だから販売・購入自体に問題があります。チケットは転売禁止と書かれているにも関わらず、転売目的で購入し、一般購入者の迷惑や値段吊り上げ行為になっていることに問題があるかのでは。と思っています。

数日考えたけど、やっぱりまとまりませんでした。
ご意見など送信フォームより頂けると嬉しいです。

以下、でじなみの参考URLです。

▽でじなみ - でじなみ会員のみなさまへのご注意とお願い
http://nakajimamiyuki.cplaza.ne.jp/notice/index.html
<その1:違法商品のネットオークションについて>
<その2:コンサートチケットのネットオークションについて>


04/04/15 (木)

今回の複製ビデオ事件へのコメントについて色々ご意見頂きました。ありがとうございます。それぞれ納得する意見は違っても、色々考えてもらえるのが嬉しいです。
追加の情報も見つかったので、そちらも紹介します。

▽MSN-Mainichi INTERACTIVE 音楽
「ネットオークション:中島みゆきさんのビデオ販売で逮捕」
http://www.mainichi-msn.co.jp/geinou/music/news/...(PC用)
容疑者は昨年11月下旬〜12月中旬、友人が89年11月に中島さんのコンサートを撮影したビデオを、楽曲の著作権を持つ日本音楽著作権協会の許可を得ずに複製し、「貴重 中島みゆき第1回夜会ビデオ」のタイトルでオークションにかけた。東京、埼玉など4都県の4人にビデオ4本を3万5000〜8万7000円で販売し、著作権を侵害した疑い。


04/04/24 (土)

4/12(土)のでじなみメールマガジン「DIGI-NAMI mail Vol.133」や、その後のなみふくからのハガキで、今回の複製ビデオ事件の説明、対応、注意の文章が会員へ送られました。なみふくは、通常の会報誌とは別にハガキを郵送することでより一層の注意を促し、ヤマハとしての姿勢を強調しているのかと思います。
でも、まだ「でじなみ」では掲載されてないのが不思議。ここが一番インターネットを利用しているファンの眼に触れ易いので、アナウンスすべき場所だと思うのですが。

今回、この会社員は、著作権法違反容疑で逮捕されたことで実名報道されてます。そのため会社や知人にも知られてしまうのでしょう。「コンサートに行く金」欲しさに34万円余りを稼いだ代償としては余りに大きいです。今回のなみふくからのハガキ郵送費も容疑者に請求したりするのかな。と細かいことも考えてしまいました。

なみふく、でじなみの説明には、容疑者がオフィシャルファンクラブ会員だったため除名処分することに決定したとあります。ファンクラブの入会自体は、別の人に代わりに入会してもらっても済むことですから、除名された人にはそれ程問題はないのではないでしょうか。ただ、オフィシャルファンクラブとして「除名処分」を実行した。と云う事実が大きいのでしょう。過去に除名処分をしたことなんて無いのかもしれません。少なくとも今まで会員には、そのようなアナウンスはありませんでした。と云うことは、でじなみで説明しているダフ屋的行為をしたファンの会員権剥奪もまだ実行したことはないのかもしれない…。

▽でじなみ - でじなみ会員のみなさまへのご注意とお願い
http://nakajimamiyuki.cplaza.ne.jp/notice/index.html
<その2:コンサートチケットのネットオークションについて>

ヤマハ音楽振興会もコメントを出してます。

▽財団法人ヤマハ音楽振興会
http://www.yamaha-mf.or.jp/
▽中島みゆき「夜会」コンサートビデオ、ネットオークションでの違法販売について
http://www.yamaha-mf.or.jp/pr-release/20040409.html





 



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